立地選定のポイント/最適な移転場所はどこか

最適な立地を選ぶために

事務所の移転を行う上で、絶対に外せないポイントは「立地選定」。どんなに素晴らしいオフィスをつくり、社風を良くする努力をしても、立地が適切でなければ、その効果を最大原因発揮することはできません。

ここでは、事務所移転の効果を最大限に高めるための立地選定に関してお伝えします。

■交通アクセスに関するチェックポイント

  • 社員の通勤時間の増減はあるか?
  • 社員の通勤費・交通費に増減はあるか?
  • その他、経費に与える影響はあるか?

 

■その他要素に関するチェックポイント

  • 立地環境の安全性、利便性
  • 最寄駅からの所要時間
  • その他(イメージ上の問題など)

事務所移転の立地戦略

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事務所移転を行う際に、現在のオフィスより、交通アクセスが悪くなるような選択は、出来るだけ避けたい方がよいです。

例えば、全社員平均の通勤時間が、現在より片道10分余計に、時間がかかる場所に引越しした場合、1日1人あたり、20分の通勤時間が増えるということになります。

1日あたりの会社での勤務時間は8時間であったとしても、社員の立場からみると従来よりも20分余計に通勤に費やしてしまうことになります。社員が30名いれば、合計で10時間のロスです。

最大の資源である社員の時間を1日合計10時間余計に費やすことで、長期的にみると非常に大きな損失を生み出す可能性があることは、認識しておく必要があります。

また、交通の便が悪いと、取引先などへの移動時間と交通費が余計にかかり、残業が増える可能性があります。

家賃が安いオフィスであったとしても、時間的なロスや旅費・交通費が増加してしまうのであれば、当初狙った効果も望めない可能性があります。コストダウンを目的にする引越しなのか、よりよい立地を獲得して、収益を拡大させることを目標とするのか、

いずれの場合も、ランニングコストを試算し、自社の損益分岐売り上げがどの程度変動するか検討することは極めて重要です。

ぜひとも、コスト面だけでなく、立地環境の安全性、利便性、イメージ上の問題なども考慮して、「どのエリアが良いのか」「最寄駅はどこが良いのか」検討することをお勧めします。(※安全性、利便性、快適性、企業イメージに関した立地選定に関しては別ページでも詳しく解説いたします。)

以上、ご参考になりましたら幸いです。

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