【IT業界に学ぶ】全体最適思考で専門業者に勝つ方法

本日は販売戦略に関する記事です。

様々なビジネス情報が飛び交う昨今。その中で、よく聞こえてくるノウハウは「ターゲットを絞り専門店化」すことことで企業は隙間を見つけ生き残りが出来るという発想。

理論としては分からなくもありますが、もう一方で現場からは、このような声が聞こえてきます。

それは、「我が社は、他社と違って、総合的に提案ができる。あれもできるし、これもできる。~しか扱えないという他社とは違う」という声です。

ここでは仮にA社としますが、このような発想の場合、ターゲットを絞り専門店化することはリスクとも考えられます。そしてもちろん、この発想が有効な場合もあります。

では、顧客満足という視点で見たときに、どちらの発想がお客様にとってプラスになるのでしょうか?マーケティング的には、専門店化論が一般的ですが、答えは一概にそうとは言えないのです。

全体最適思考と部分最適思考

全体最適とは、IT業界で良く言われる言葉で、「意味は、仮に良い商品であったとしても、ITの世界では部分のパフォーマンスは上がっても、全体はのパフォーマンス下がることがある。」という意味で実例から来ています。

より全体をみてから部分に手を付けることで、パフォーマンスを上げるという発想は、経営、スポーツにおいても取り入れられることが多く、効果のほどは実感されている方が多いのではないかと思います。

当社がワンストップサービスを提供している理由

ワンストップサービスとは、ひとつの場所でさまざまなサービスが受けられることを意味しますが、当社が提供するOA機器、オフィス家具、セキュリティにおいても、全体最適の視点から提案することが企業にとってプラスになることが多いように感じています。

例えば、

・複合機(コピー機)を入れ替える提案だけでいいのか、

・ネットワーク環境を見直して、全体的最適を図った上で提案した方が良いのか。

後者の方が、生産性やコストの観点で見れば、プラスになることも多いように思います。

最後に・・・

部分最適に特化するのか、全体最適に特化するのか、企業によって方向性は様々だと思います。

しかしながら、どちらの方向性であったとしても、顧客満足の観点を追求することで自ずと、適切な提案方法は見えてくるのではと感じています。

本日は、販売戦略に関する記事をお届けしました。ご参考になる部分がありましたら幸いです。

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