【事務所移転後のメンタルケア】職場のストレスの根本原因はどこにあるのか?

以前の記事(【アブセンティーズムとプレゼンティズム】オフィス移転に失敗する企業、成功する企業の着眼点)で記載しましたが、どの企業によっても他人事ではないメンタルヘルス問題。

2012年労働政策研究・研修機構調べでは、約9割の事業所がメンタルヘルスの問題が生じており、生産性の低下をまねいていると分析しており、そのうち、不健康度指標が上位5%の人のうち58%が就労し、プレゼンティズムの対象者が年々増加傾向であると報告しています。

これらの生産性の低下が、日本全体で3兆円の損失を生み出しているということは、これまで記事でお伝えした通りですが、これらのプレゼンティズムの温床はどこにあるのでしょうか?

実は興味深い研究データがあります。

こちらの図をご覧ください。

こちらは、九州でストレスケアを行っていYSくまざわクリニックでお伝えしている情報になりますが、このクリニックのグループで東京八重洲にあるYSこころのクリニックでは、うつ病患者が90日で90%以上が寛かいし、再発率は2.3%という実績があります。

「ストレス」には個人差があり、受ける反応は様々です。

上司から叱られて、落ち込む人もいれば、発奮してやる気を出す人もいます。また、これらのストレス反応は、個々人の過去の記憶が反応しているという点が興味深く、プレゼンティズムの解消には、職場の環境改善や人間関係改善だけではなく、個々人のメンタルケアも重要であるということがこの図から見ることができます。

集団分析のご案内

当社では、これらの潜在的なストレス状況を、簡易的な集団分析で調べることができ、また対策を実施するためのメンタルヘルス研修もご提供することが可能です。

事務所の移転前の集団分析と、移転後のフォロー研修は、最良の組み合わせだと感じております。

詳しくはお問い合わせください。

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