最適な事務所移転のお祝いと絶対にＮＧの贈りもの

移転祝いを送る際に考慮すべきポイントとは、
「移転祝いの相場は何か」
「どのような贈り物が最適化か」
「贈ってはいけない(ＮＧ)の祝い品とは」の３点です。

以下、順番にポイントを確認していきましょう。

事務所移転のお祝いを贈ってはいけないケース

取引先やお客様の移転祝いの情報をキャッチしたとき、すぐさまに「お祝い」の手配を行うことは避けましょう。

なぜならば、その移転が、事業拡大のようなおめでたい場合であれば、お祝いが必要ですが、事業縮小の場合は注意が必要だからです。

まずは、どのようは背景があり、取引先やお客様は移転をするのか、状況を把握することが大切です。

また、不要なケースとして、先方が「受取辞退」をされているケースがあります。こういった贈答品の受け取りを辞退するのは、一部の上場企業などみられることが多いですが、この場合、贈り物を贈ってはいけません。

事務所移転お祝いの相場

金額の目安としては、２～３万円です。重要な取引先の場合は、最大５万円ほどの予算でお祝い品をお送りして問題ありませんが、あまりにも金額が大きいものを贈ってしまうと、先方に気をつかわせてしまう可能性があるます。また、通常あまりやり取りの少ない取引先ということであれば、１～２万円の予算でも問題はありません。

最も効果的な送り方としては、直接持参の手渡しですが、お祝いの品によっては、郵送するケースもあるようです。

最適な事務所移転のお祝いとは

１．花(胡蝶蘭)

胡蝶蘭の花言葉は「幸運が飛んでくる」で、事務所移転のお祝いに最適な贈り物として選ばれます。また、鉢植えは、「根付く」ということで商売繁盛を意味し、縁起がよいとされています。

また、胡蝶蘭以外にも、アレンジメントをお祝いに贈る方もいます。

２．観葉植物

観葉植物は、先ほどの胡蝶蘭のように「根付く」という?栄を意味する願いが込められており、同様にお勧めです。また、一般的な新事務所にふさわしい雰囲気があり、喜ばれるケースが多いです。しかしながら、場所は取るため、先方のオフィスレイアウトを考慮して、送ることも必要です。

３．カタログギフト

無難な贈り物として、カタログギフトがチョイスされる場合もあります。以前より、相手が目上の場合、移転祝いにカタログギフトを贈ることは失礼と言われてきましたが、実際に移転祝いの場合、失礼にはあたらないとされています。

しかしながら、誤解を受けるケースはあるため、不安な場合は、避けた方がよいでしょう。

４．お酒

お酒はお祝いの定番です。日本酒やシャンパンなどがありますが、ワインの場合は、赤と白のセットで贈ることで、「紅白」のおめでたさを
演出することができます。相手によっては、とても喜んで頂ける贈り物になるでしょう。

５．現金

移転時は費用がかさむため、有意義に使って頂けるものとして選定される場合があります。しかし、現金をお祝いとして直接渡されることで、味気なさを感じる人もいます。

贈ってはいけない！ＮＧな贈り物

一般的に火事や赤字を連想させるものは、ＮＧと言われています。

具体的には、キャンドル、マッチ、ライター、灰皿、ストーブ、ヒーター、真っ赤な花これらを贈ることは避けましょう。(このＮＧ例は、開業祝いや開設祝いも同様です)

また、その他にも、基本的に造花はお勧めではありません。理由としては、先方の発展を祝うためにも、「生きている花」のほうが好まれるからです。あわせて、注意頂くことをお勧めします。